アワビの捌き方
どうも!くまさんです!
スーパーに行ったら活アワビが1個500円で売ってたので、2個買って来ました!!
これを使って料理を作るつもりだったのですが、アワビの下準備だけでも結構な量になりそうだったのでアワビの捌き方単体で記事にする事にしました。
久しぶりの魚捌き回でございます!
これを、見れば活アワビも怖くありません!!
それでは、活アワビを捌いていきましょう!!
スーパーに売ってたのはこいつら。
活アワビなので普通に生きてます。
ウニウニしてます。
んで、困ったのは、捌くまでの間、なるべく生きてて欲しいけど、どうやって保存するの?という所でした。なんで、Google先生で調べて、まずは活アワビの保存するところからやっていきます。
まずは海水と同じ濃度の塩水を作りましょう。
今回は、250ccの水に15gの塩(ボトルキャップ1杯分程度)でやってみました。
そしたらその塩水にキッチンペーパーを浸します。
そんで、塩水ヒタヒタのペーパーで
アワビをすっぽり包みます。
さらに、その上からサランラップをして
冷蔵庫で保管します。
嫁くまさんはこれをやってるのを見て「優しいやり方…!!」と呟いてました。
これで、半日くらいは生きてます。
ただ、アワビの適温が5度くらいなので、それ以下の庫内温度だと、出した時に動きは鈍くなりますが、それは寒いせいです。
というわけで、3時間後にアワビを取り出しました。
動きは鈍いものの、バリバリに生きてましたね。
そしたら、アワビ1つに対して大さじ1の塩を表面に振ります。
そのまま、3分程放置します。
浸透圧で水分出るので、身がギューッと締まっていきます。
3分経ったら水でぬめりを洗い流します。
洗った後はキッチンペーパーでゴッシゴシ水分とぬめりを取り除きます。
職人さんとかは、ぬめり取りに、たわしを使うらしいですが、無いので手作業でやりました。
そしたらナイフで貝柱を外していきます。
アワビの貝殻は片側に穴がポツポツ空いてるのですが、その穴のある方を左にして、右側4時の方向からナイフを入れると貝柱に当たります。
何となくでも2〜3個やれば勝手がわかります。
貝柱が外れたら、身をスルリと貝殻から外します。
上手く行くと肝も一緒に剥がれます。
肝、とかウロって言いますが、要は内臓です。
そしたら肝と身を分けます。
んで、身の赤い部分は口です。
これは指でホジくれば、割と簡単に取れます。
口は食べません。
肝は砂袋(黒い部分)から下は取り除きます。
白い部分は、滅茶苦茶美味しいのでバター焼きとかで食べるのがオススメです。
ちなみに、アワビのメスはこの肝が濃い緑色をしてます。つまり、コイツはオスでした。
どちらも、色は違えど美味しいです。
さて、身の処理を続けます。
裏表に、ガッツリと塩を振ります。
強くもみ洗いをして完全にぬめりを取り除きます。
キッチンペーパーでゴシゴシ拭きました。
今回は炒め物の具材として使うので切り分けます。
このまま刺し身で食べても美味しいです。
一つつまみ食いをしたらコリコリしてて滅茶苦茶美味しかったです。
これにてアワビの下準備終了!!
高級食材のイメージも強いですが、実は養殖技術の発達により、今では国産のものでもかなり安くなってきました。今は陸上養殖が増えているらしいので安定した量を確保出来るらしく、今回買った1個500円なんてものも、割と真っ当な値段なのだそう。
というわけで、皆様も見かけたら是非捌いて見てください!