カンジャンセウ丼(エビの醤油漬け丼)
手間 ☆☆☆☆★
難しさ ☆☆★★★
ご馳走度☆☆☆☆☆
どうも、くまさんです!!
くまさんがずーっと食べてみたい、と思ってた料理の一つにカンジャンケジャンという名前の料理があります。
↑カンジャンケジャン
韓国料理で、生の渡り蟹を生きたまま醤油ダレのツボに漬けてある程度置いてから食べる、という料理なのですが、これがまたべらぼうに美味しいらしくて。カニの卵や味噌も相まって、最高の味わいなんだそうです。
でもこれ、東京でも食べられない事はないのですが、専門店に行くと1匹4000〜5000円とかするので、なかなか行く勇気がありませんでした。
自分で作るにしても生食用の渡り蟹なんて中々そんじょそこらでは手に入りません。
そこでくまさんは考えました。
生のカニに一番近いのって、やっぱ生のエビだから……カニの代わりにエビを漬けてみたらどうだろうか。赤海老とかなら手軽に生食用が手に入るし。カニの卵や味噌は代わりにウニで代用すればかなり近い味のものが作れるんじゃないだろうか……?
いや、作れるに違いない!!
って思って調べてみたら、エビの醤油漬けもちゃんと料理として存在しました。
それが「カンジャンセウ」という名前だそうです。
セウ=エビ
ケジャン=カニ
って事なんでしょうね。
なのでカンジャンケジャンもどき、と言うべきか、カンジャンセウ+ウニ、と言うべきか。
とにかく作って行きたいと思います!
・用意するもの(2人分)
刺し身用赤海老…10〜16匹
ウニ…適宜
小ねぎ…適宜
漬け込みタレ
醤油…100cc
酒…200cc
はちみつ…大さじ4
魚節(出汁用)…一掴み(かつおぶしや煮干しでOK)
りんご…半分
大根…3cm厚みの輪切りが1つ
長ネギ…青い部分だけ
にんにく…半分
生唐辛子…3〜4本
まずは漬け込みタレを作っていきます!
材料はこんな感じ!
分量は「結果これだけで良かったな」という量を記載してます。
大根は4つ切りに。
皮ごとで大丈夫です。
ネギは青い部分だけ使います。
適当にざく切りにします。
にんにくは皮を剥くだけです。
好きな方はたくさん入れてください。
りんごは芯だけ取りましょう。
これも皮ごとでOKです。
そしたら下記の調味料で煮込みます。
乾燥シイタケを入れても美味しいです。
鍋に入れて中火で煮込みます。
大体20分ぐらい煮込みます。
途中でタレが煮詰まったら差し水をしてください。
ひたすらグツグツ。
しっかりと煮込んだら漬け込みタレの完成!
にんにくだけ取り出してください。
キッチンペーパーで濾したら…
タレを冷まします。
取り出したにんにくはエビを漬ける時にまた使います。
ここで取り出したるは赤海老です。
大ぶりで、美味しくて、まぁまぁ安いので使いやすいです。
殻を剥いたら、冷めたタレと合わせます。
この時、背わたも取り除いておく方が良いです!
ジップロックに入れて冷蔵庫で丸1日漬けます。
〜1日経過〜
しっかり漬かってます!
これで出来上がりです!
盛り付けるとこんな感じ!
今回は、上から
・カンジャンセウ丼
・海老出汁味噌汁
です。
カンジャンセウ丼には漬けたウニと小ねぎも足しました。
しっかり目に漬けたので凄く味が濃そうですが…。
いざ、実食!!
…
……
美味すぎる……。
なんだ、これ!!メチャクチャ美味しい!!
漬け込みタレがそこまで塩っぱくなかったので、本当に丁度良い漬かり具合。
外側はタレの味が、芯の方ではエビの甘みが、それぞれが混ざり合って濃厚ネットリな旨味を演出してます。
これに近い食べ物ってあんまり無いかもなぁ…。
赤海老というチョイスも良かったかも。
甘海老だと身が小さいから、こうはならなかったかなぁ…。
後、ウニも良い仕事してます!!
エビとウニは相性良いですからね。
味的には殿堂入りなんですが、今回背わたを取り忘れたので、保留で。
皆様も作られる際には、漬け込む前に背わたを取りましょう。
人間なんか比較にならぬほど美味しかったです。