ホタルイカの炊き込みご飯
手間 ☆☆★★★
難しさ ☆★★★★
ご馳走度☆☆☆★★
どうも、くまさんです。
今は異国の地に行ってしまった20年来の友人もこのブログをチェックしてくれておりまして、先日もお褒め頂いたのですが、やっぱり「いざ真似て料理するとなると、めんどくさい、難しい工程が多い」みたいな事も言われました。
そうですよね、いつも迷うところではあるんですが、このご時世、時短レシピや代用レシピって物凄く多いイメージがあってですね。どうせやるなら逆方向のレシピを作りたい、と思ってはいたんです。
とはいえ、毎日凝った料理ばかりだと疲れちゃうのも確か。
本日は簡単な季節の炊き込みご飯で行こうと思います。
ちなみに友人の行ってしまった異国というのは、こどもの国です。
・用意するもの(2人分)
ホタルイカ…150g
ホタテ貝柱…5〜6個
生姜…半分
米…2合
醤油…大さじ2
みりん…大さじ2
出汁…200ml
使うのはこんな感じ!
オレンジ色の貝柱ってやたら美味しそうですよね。
まず生姜ははりしょうか針生姜にしていきます。
薄く切って、重ねて並べて、トントントンです。
貝柱はそのものの大きさにもよりますが
大体1/4程度になるようにカット。
ホタルイカは今回茹で済の物を買いました。
目玉を一つずつ丁寧に取っていきます。
あとね、軟甲(なんこう)と言われるいかの骨を取ると尚良です。
これは骨抜きとかで、えんぺらの付け根の間を皮ごと摘んで引っ張ると簡単に取れます。
指で表面を触ると固い感触があるのでわかりやすいと思います。
簡単な料理ですとか言っておきながら、こーゆー下拵えがすでにもう「簡単」の域を超えている気がしてきましたが、まぁ、目玉も軟甲も食感の邪魔になるので、取り除いた方がオススメです。
下拵えをするとこんな感じ。
後は醤油とみりんを大さじ2ずつ
これが調味液になります。
まぁ、イカと貝柱は割とパワフルなんでシンプルな味付けでも成り立ちますね。
お釜に米2合を入れて
水200ml+出汁200mlを入れます。
つまり水と出汁を1:1で炊く感じです。
今日の出汁は昆布とアゴでひきました。
そこに調味液を入れます。
お米を炊くとき釜の内側のラインを目安に水を入れて炊く方が多いと思いますが、米2合の場合、2合のラインまで水と出汁で満たし、その後調味液を入れる解釈でOKです。
貝柱とホタルイカを散らして入れます。
針生姜は最後に上に重ねましょう。
これで後は炊き込みご飯モードで炊飯!
この間に他の料理も作っておきましょう。
炊けるとこんな感じです。
うーん、美味しそう!!
香りも、凄く良いです。
盛り付けたら完成です。
本日は上から
・みょうがの甘酢漬け
・牡蠣のオイル漬け
・豆腐とわかめの味噌汁
・ホタルイカと貝柱の炊き込みご飯
・炙り備長の柚子塩刺身
です!
あくまで、ご飯を活かすための海の幸尽くしです!
実食です!
ちなみに写真の茶碗は自分で作りました。
結構気に入ってます。
…
……
じわ〜〜っと美味い!!
滋味が染み渡る!
決して派手ではない、派手ではないけどそこそこ可愛くて、何より趣味が完全に合う隣の席の女子みたいな!!
クラスで一番可愛くて人気があるあの娘も良いけど、僕は隣のあの子が気になるんでやんす、といった感じです。
いや、違うな。
恋人じゃなくて、妻として傍で支えて欲しい、みたいな味?!
えぇい、よくわかんねぇや。
とにかく美味しいんですが、本日は伏兵がいました。
それは…牡蠣のオイル漬け……!!
黄色いのはニンニクです。
圧倒的…旨味…!!
ざわ……ざわ…
牡蠣とオリーブオイルの相性は言わずもがな。
炊き込みご飯と合わさってもお互いがバランスを崩さない絶妙な味加減。
漫画の趣味が合うあの子と、音楽の趣味が合うあの子と、どっちも選べないけど、3人で遊ぶとそこはかとない罪悪k
くまさんは炊き込みご飯に七味唐辛子をかけるのが好きです。
ちゃんと七味の香りが立ちます。
旬のものは、美味しいですね。
人間より、美味しゅうございました。