ナポリタン
手間 ☆☆★★★
難しさ ☆★★★★
ご馳走度☆☆★★★
どうも、くまさんです。
ナポリタンって実は昔凄い苦手でした。
何か食事なのに変に甘いし、あまり得意でなかった玉ねぎと大嫌いなピーマンが入っていたので、決して自ら食べようとはしませんでした。っていうか人間食ってたからね、昔は。最近忘れがちだけど、俺はくまだから。
大学時代に僕は行きつけの喫茶店で太宰治を読むのが日課でした。ある日、斜向かいに座っている女性が同じ太宰治作品を読んでいる事に気づきました。少し影のある綺麗な女性でした。それから、幾度となく、少し離れた席で太宰治を読む二人。彼女は喫茶店にくるといつも決まってナポリタンを頼みます。あまりに上品に、そして美味しそうに食べる姿を見て、気づいたら、苦手だったはずのナポリタンを僕も頼んでいました。程なくして、優しい湯気とともに運ばれてくるナポリタン。自然と喉が鳴ってしまいました。恐る恐る口に運び入れると、甘塩っぱさと共に懐かしさが身体に染み込んでくるようでした。思わず「おいしい」と口に出した僕を斜向かいから彼女は笑っていたのでしたっていうのはたった今僕が考えた嘘の話です。
いつの間にか好きになってた料理でした。
というわけで本日はナポリタンです!
・用意するもの(2人分)
玉ねぎ…1.5玉(好きな人は2玉でOK)
ソーセージ…100g
マッシュルーム…3〜4個(水煮とかでもOK)
にんにく…2片
パスタ…200g
ケチャップ…大さじ6
鶏ガラスープの素…大さじ1
塩…適宜
胡椒…適宜
材料はこんな感じ!
まずは食材の切り分けから。
にんにくは芽を取って粗みじんに。
玉ねぎは薄くスライスしていきます。
お次はマッシュルーム。
これも3mm幅くらいでスライス。
ソーセージはよく分かんないけど
こんな風な斜め切りが「っぽい」ですよね。
カット終了。
パスタは今回生パスタ使ってみます。
フライパンにオリーブオイルとにんにくを投入。
香りをオイルに移します。
その間に生パスタを茹でましょう。
生パスタだと大体3分程でいけますね。
にんにくが炒まってきたら
玉ねぎ投入。
ピーマン入れたい人はこのタイミングで入れましょう。
この時に塩胡椒しちゃいましょう。
玉ねぎがしんなりしてきたら
片側に寄せて、オリーブオイルを少し垂らし
大さじ2分のケチャップを炒めます!
結構油が跳ねるので気を付けて。
玉ねぎとケチャップを混ぜたら
マッシュルームとソーセージ投入。
ここでケチャップをまた大さじ2投入。
ソーセージ達も紅に染まってきたら生パスタ!
慰める奴はもういないですね。
ここでケチャップ最後の大さじ2を入れます。
後は
鶏ガラスープの素を混ぜましょう。
これはイタリアンで言うところの鶏のブロードの代わりです。
色ムラが無くなってきたら
完成です!
やはりパルメザンチーズがほしいですね。
付け合せはカプレーゼとサーモンのカルパッチョです。
いい感じです。
何かに追われる様に走り出したいですね。
うん!美味しいです!
文句なしの出来栄えです。
人間より、美味しかったってばよ!