👑くまさん流松茸シャブスキー風
手間 ☆☆☆★★
難しさ ☆★★★★
ご馳走度☆☆☆☆☆
殿堂入り
どうも、くまさんです!
年内最後の更新、ということで本年も大変お世話になりました!
今年も休まず、更新できたこと、更新のモチベーションをいただき、本当に感謝でございます。
今年はくまさんにとっては大きな変化の年でした。
主に肉体が大きく変化いたしました。
体脂肪が10%位落ち、筋トレもしているので、そこそこ良い身体になってきております。
そしてそれをやりながらの料理ブログは本当に辛かった…、いや、どっちも自分でやると決めたんだけどね…。
まぁ、でもここまで何だかんだ楽しくやれてるので万事オッケーです。
というわけで、今年最後は豪華にいきます!
丁度すっげぇのが手に入りました!
カナダ産の松茸なんですが、2つで1500円くらい。
国産松茸の値段を考えると凄く安かったので購入。
カナダ産は国産よりも香りが強く、見栄えは悪いですが、味は大きく変わらないようです。
こんだけ松茸があるなら松茸すき焼きにしようと考えたのですが、流石に割り下だと松茸の風味もクソも無いと思ったので、そんな時に役に立つのが美味しんぼ。
海原雄山が「すき焼きとしゃぶしゃぶは牛肉を最も不味く食べる方法だ」と過激発言で暴れていたところ、山岡さんが出した答えがシャブスキー。
この頃の雄山大好き
今ではコンプライアンス的にギリギリアウトなネーミングをしてますが、こちらにヒントを貰って松茸シャブスキー風を作っていこうと思います!
そもそもシャブスキーが魯山人風すき焼きなので、ややこしいですが、厳密にはシャブスキーの作り方ともまた異なるので…。
というわけで松茸シャブスキー風、作っていきます!
■用意するもの(2人分)
・具材
松茸…いっぱい
薄切り牛ロース肉(霜降り)…300g
青ねぎ…1束
春菊…1袋
・鍋出汁
乾燥昆布…1枚
水…600cc
本みりん…100cc
白出汁…100cc
・煎り酒
水…200cc
酒…200cc
顆粒あご出汁…1本
梅干し…4つ
塩…適宜
というわけで本日のメイン食材はこちら!
牛肉は霜降りがあまりキツくない宮崎牛の肩ロース肉を300g用意しました。
まずは野菜の下拵えをしていきます。
まずは春菊から!
下端部を切り落として
5cm幅で切り分けます。
春菊は欠かせないです。
お次は青ねぎ。
根の部分を切り落として
こいつも5cm幅で切り分けます。
くまさんはすき焼きでは青ねぎ使います。
さて、松茸です。でっか。
松茸は洗わず、表面を軽くペーパーで擦る程度に。
どう切り分けるか見えてませんがまず半分に。
その後1/4にしますか。
まだデカいので軸を芯に12等分しました。
うん、これでも大きいけど良いね!!
野菜の準備完了!
そしたら煎り酒を作っていきます!
材料は料理酒、梅干し、顆粒あご出汁、水です。
シャブスキーのつけダレは煎り酒でした。
そもそも煎り酒は江戸時代、醤油の代わりに使われていた伝統的な調味料のようです。
水を200cc小鍋に入れて
酒も200cc入れます。
んで、中火で煮立たせてアルコールを飛ばします。
アルコールが飛んだらあご出汁を1本入れます。
弱火に落として梅干し4個を入れます。
後は5分位煮込むだけ。
火を止めて、味見をして必要なら塩を足します。
つけダレとしてのお好みの濃さにしましょう。
梅干しはあまり漬けておいても酸味が強くなるので、つけダレを放置して冷めたら取り除きます。
さて、鍋を作っていきます。
鍋に乾燥昆布をぶち込んで、水を600cc入れます。
そこに、本みりん100ccも入れます。
ドバーっとね。
後は白出汁も100cc入れます。
甘めの味付けだから、一応すき焼きのつもり。
そしたら中火にかけていきます。
泡が立ってきたら昆布は取り出します。
後は煮詰めて、みりんのアルコールを飛ばします。
これで鍋のベースの出来上がり!
そしたら、具材を取り出して
鍋に盛り付けていきます。
これで一回沸騰させたら火を止めて肉を入れます。
後は鍋出汁の予熱で肉に火を入れれば…
松茸すき焼きの完成です!!
つけダレの煎り酒を椀に注いで
具材をよそいましょう!
いざ、実食!いただきます!!
…
……
クソウメェ!!!!
で、殿堂入り!
とりあえず、人生で食べた鍋の中でベスト3に入る旨さなのは間違いなしです。震えるほど美味い…。
まず、甘めの淡麗系鍋出汁ですが、これは絶対正解です。具材全ての旨味を殺さず、尚且松茸の香りもしっかり引き立ててくれています。
牛肉も茹でずに鍋の予熱で穏やかに火を入れるのが本当にオススメ!松茸と牛肉を頬張った瞬間、幸せがブワァーっと広がります。
そして、煎り酒が良いです!!
梅の酸味が後味をさっぱりと締めてくれて、他のどの調味料でもここまで美味しく食べられないと思うほど、上品な美味しさを堪能できます。
適当にガサツに作っても、こんなに優しく気品あふれる味を出せるんだなぁ…、意外。松茸を鍋にするなら、これぞ最適解であると胸を張ってオススメできます!!
人間より、美味しかったです!
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