タルタルステーキ
手間 ☆☆☆☆★
難しさ ☆☆★★★
ご馳走度☆☆☆☆☆
※今回は生肉のレシピです。くまさん自身ちゃんと調べて、安全衛生には気を遣ってますが、レシピ利用の際はあくまで自己責任でお願いします。
どうも!くまさんです!!
生肉が食べたくなる時って、ありますよね?
え?ない?
バチーン(ビンタの音)
でも生肉って食中毒のイメージが強いですよね。
というわけで調べてみました。
牛肉の生肉で食中毒を起こすというのはカンピロバクターという菌が原因だそうです。
しかし、このカンピロバクター、肉の表面についているだけなんですね。
つまり、カンピロバクターのいる表面を
①トリミングして排除する
②火を通して殺菌する
どちらかの方法を行えば、カンピロバクターのいない生肉を手に入れる事が出来ます。
①の方法だと、包丁やまな板から菌が移る可能性があるので、②の方法で表面を焼き、焼いた部分をトリミングする、という方法で作っていくことにしました。調べたところ、75℃以上1分間加熱で殺菌できるようです。
というわけで、タルタルステーキ、作っていきます!
■用意するもの(2人分)
牛ブロック肉…500g
塩胡椒…適宜
玉ねぎ…1/2個
にんにく…3片
ケーパー…大さじ2
レリッシュ(ピクルス)…大さじ1
バター…3片
塩…小さじ2
胡椒…大さじ1
ソース…大さじ1
オリーブオイル…小さじ1
というわけで本日の食材はこちら!
分量は無視して1kgぐらい用意しました。
だって生肉沢山食べたいんだもの。
常温に戻したら塩胡椒を表面に振ります。
部位はあまりこだわってません。
ただ、筋が多い肉はNGです!
後がクソ大変です。
そしたら鍋にオリーブオイル(分量外)をたらし
ブロック肉を投入!
各面2分ずつ焼いていきます。
表面についているカンピロバクターを殺菌。
赤い部分が無くなるようにきっちりやります。
フライパンより小鍋の方が扱いやすいです。
最後の面を焼いたら使っていた菜箸は洗います。
ここでトングに持ち変えて肉を扱います。
アルミホイルに包んで10分ほど肉を休ませます。
後から思ったのですが、今回は生肉を食べたいわけで、保温効果のあるアルミホイルを使わない方が良かった気もします。
そしたら他の材料の下拵えをします。
まずは玉ねぎです!
使うのは半分!
今回は生で食べるので舌触りの悪い根は除去。
後は3mm角程度にみじん切りしていきます。
いつもより細かく刻んでおります。
んで更に念入りにトントンして細かくします。
みじん切りが出来たら水に曝し辛味を抜きます。
こんな感じ。
お次はにんにくです!
根を取り外し、皮を剥きます。
そしたら擦り下ろしていきます。
チューブにんにくでも良いんだけどね。
火を入れないので香り重視で!
んで、ケーパー。
なくても良いですが、あったほうがそれっぽい。
これも少し細かくしていきます。
そしたらトレイに並べてレリッシュも添えます。
レリッシュはピクルスのみじん切りで良いのですが、くまさんが個人的にレリッシュ好きなので。
これで下拵え完了!
お次は肉をトリミングしていきます。
まな板と包丁もしっかりアルコール消毒します。
先程のお肉を取り出して
焼けている部分をトリミングします。
肉がグニグニするので難しいです。
まぁ、こんなもんでしょう。
焼けた部分も当然利用できます。
くまさんは細切りにした後、しっかり炒めて焼き肉のタレと絡めておきました。
これは娘くま用です。
というわけでトリミングできました。
真ん中の肉が割と焼けてますが、細かいことは気にしないぜ!!
そしたら生肉をスライスしていきます。
この時、筋や脂身は可能な範囲で取り除きます。
スライスした生肉を更に細かく切っていきます。
そしてここから重労働。
ひたすらたたきます。
包丁悪くしそうだったので途中から出刃一本でやりました。
15分くらい叩いた結果
も、もう、これぐらいにしといたるわ!!
生肉をボウルに入れます。
味付けの調味料も用意します!
基本はバター、胡椒、塩、ウスターソースです。
バターはレンジで溶かしておきます。
こんな感じ。
そしたらまずは玉ねぎ達と生肉を合わせます。
どかっと入れます。
混ぜ合わせたら
溶かしたバターを入れます。
んで、塩を小さじ2
胡椒は大さじ1
ソースも大さじ1
これ、ソースはバルサミコ酢+スパイスのイメージです。
後は味見をしながらお好みの味付けに仕上げましょう。
照りが足りなかったのでオリーブオイルを追加。
後は全体よく混ぜ合わせて
タルタルステーキの完成です!!
盛り付けるとこんな感じ!
うずらの卵を落としてみました。
本日の献立は
・サラスパ
・残り物の肉吸い
・白米
です!
まぁまぁな出来ですかね。
ではケチャップとマスタードをあえて…
いざ、実食!いただきます!!
…
……
うま!!
ちょっと肉が粗めだったのですが、まぁ、それはそれで美味しいです。
タルタルステーキにケチャップとマスタードを合わせるのは初めてやったのですが、まぁタルタルステーキって要はハンバーグですから合わない訳無いよなぁ。
これがまた濃醇甘口の日本酒と合うんだ。
男山の復古酒をロックという邪道な飲み方ですが、美味しいんだもん、この飲み方が。
でもね、1kgはやりすぎたんだ。
トリミングして、6割程度になってたとしてもさ、600gでしょ?
嫁くまさんと2人で食べるには多すぎたんだよね。
ということで両親にお裾分けしました。
今回の教訓「冷たい肉は精々200gまで」
もうくまさんも若くないってことだね…。
ちなみに腹は一切下しませんでした!
人間より、美味しかったです!
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