鰆の出汁茶漬け丼
手間 ☆☆☆★★
難しさ ☆☆★★★
ご馳走度☆☆☆☆★
どうも、くまさんです。
くまさんは20年以上週刊少年ジャンプの愛読者なのですが、ジャンプには根付かない三大漫画ジャンルがありまして
・野球漫画
・推理漫画(探偵物)
・料理漫画
上記のどれもが他誌では成功しているにもかかわらず、ジャンプではとても根付きにくい=すぐ打ち切りになるジャンルです。
そんな中、ジャンプでも中々健闘し、中期連載している料理漫画が「食戟(しょくげき)のソーマ」です!
最近、丁度クライマックス。
ソーマがジャンプに根付いたのは主人公のソーマが、ちゃんと「少年漫画の主人公」をやってるのが大きな要因かと思われます。
「普段は惚けてるけど、決める時は決めてくれる、弱きを助け、悪を挫く」そんな、手垢のついた主人公像から逃げないでいてくれるので、読んでて素直に「ソーマかっこいいー」と思えるわけです。
で!そんな中でソーマの作った料理の一つをアレンジしようと思います。
この料理、ネット上に再現レシピも多く、ネタとしては目新しくないのですが、滅茶苦茶美味しいかったのでくまさんも書きます。
・用意するもの(2人分)
鰆(さわら)の切り身…2切れ
合わせ出汁…300cc作り方
ごぼう…1本の半分
ご飯…1合
みょうが…2つ
しそ…5枚
塩昆布…1つかみ
煎り胡麻…適宜
白出汁…大さじ1
塩…適宜
ごま油…適宜
まずはあしらいの揚げゴボウを作っていきます!
水洗いしたゴボウをささがきにします。
そしたら、多めのごま油(大さじ4くらい)をひき
フライパンを温めます。
フライパンに軽く煙が立ったら
ささがきゴボウを投入します。
強火で炒めますが、ささがきはムラができやすく、小さいささがきはすぐに焦げてしまうので、絶えずゴボウを動かしながら炒めます。
水分が飛ぶとキツネ色になるのでそしたらバットにあけます。
平にして粗熱と余分な油を抜いていきます。
ごま油が残ったフライパンはそのままです。
後で鰆を焼く時に使います。
お次は混ぜご飯を作ります。
みょうがは千切りに。
しそも千切りに。
そしたら調味料と共にご飯に混ぜ込みます。
材料はこんな感じ。
混ぜ込んでいきます。
白出汁は香り付けとして使います。
よく混ぜたら出来上がり。
これだけ食べても美味しいですが…
メインの鰆です!
切り身をキッチンペーパーの上に用意し、塩を振ります。
裏面にも丁寧に塩を振ったら15分程置きます。
ここで余分な水分を出します。
ゴボウを炒めたごま油の残ったフライパンを
再度熱して…
鰆を投入します!
まずは皮目から火を入れます。
この時、食戟のソーマでは「ポワレ」で火を入れるように描かれてます。
つまり、フライ返しやスプーンを使って
フライパンに鰆を押し付けながら焼く感じです。
これで皮目をパリパリに仕上げるそうです。
でも、この技法は結構難しいので、火が入れば良しとしましょう。
両面がしっかり焼けたら…
完成です。
後は盛り付けです。
混ぜご飯の上に鰆を乗せて…
後は揚げゴボウをあしらえば完成です!
本日は左上から
・出汁茶漬け用合わせ出汁
・きゅうりの浅漬け
・煮卵サラダ
・鰆丼
・あおさの味噌汁
です!!
ゴボウの香りも良く、美味しそう!!
まずはそのまま、鰆丼として食べます。
いざ、実食!!
…
……
あー!!!滅茶苦茶美味い!!
香ばしいゴボウと鰆の爽やかな味わいと混ぜご飯の風味のアンサンブルのクオリティが高過ぎる!!
これはソーマの料理なわけで、今回はあえて記載しませんが、もちろん殿堂入り以上の味わいです。
わさびで食べても美味しそうです。
さて、半分程食べたら、今度は出汁をかけます。
出汁は合わせ出汁に塩を2つまみ程入れると良いです。
これまた美味い!!
ちゃんと違う料理として成立してます。
こちらのハーモニーも素晴らしい。
全体的に優しい味わいになる中で、鰆の脂の甘みが芯に際立ち、新たな鰆の美味しさを引き出します。
個人的な感覚で「音質」ならぬ「味質」という感覚があるのですが、この料理は味質のビットレートが高い!!
味わいが繊細で高画質で複雑かつ鮮明な感じがします!!
よくわかんないですけど、人間より美味しいのは確かです。