くまさんの料理ブログ

週末になると愛する家族に美味しい料理をふるまいたい。そんなくまさんの料理ブログです。

ホスピタリティという概念

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どうも、くまさんです。

 

今日も雑談記事です。

薄々気付いてる方もいると思いますが、これ、平日料理が出来ない時用のネタ記事みたいなもんです。

だって、わざわざ見に来てもらって、何も書いてないんじゃ何か申し訳なくて…。

 

御託はいいからレシピだけ載せておけよ、という方はもう、本当にその通りだと思います(爪を研ぎながら)。

 

というわけで、今回は前回に引き続き、美味い料理を作る為に必要なもの、その2です。

 

まぁ、タイトルでネタバレしてるんですが、ズバリ「ホスピタリティ」です。

カッコ付けましたが、思いやり、とか愛情、とかそんな事です。

気持ちを込める、というのとはちょっと違う感じです。

 

「るせーな、そんな事どの料理漫画でも言ってるわ」という貴方。その通りなんです。

美味しんぼ将太の寿司といった作品をはじめ、料理バトル漫画というのは最早定番様式の一つです。

 

んで、敵が凄い食材とかを使って、戦いを挑んでくるんですよ。片や主人公は高級食材を使えない状況にあったりします。

でも主人公が勝たなきゃ話が進まないぜ!!、そんな時に多様される主人公側の勝因がこの「ホスピタリティ」です。

 

「確かにあんたの料理は材料も凄いし、調理も一流。だけど冷たい一皿なのが駄目なんだ!寒空の下、審査している人達の胸に響くのはこういう暖かい料理だぜ!!」みたいな事言って主人公は勝つ訳ですよ。

あ、ちなみに美味しんぼはむしろ雄山にそう諭される士郎、という図式のほうが多いですが。

 

ここでくまさんは考えました。

あれ、これって凄く大事な事なんじゃね?という。

極端な話をすれば、風邪で弱ってる人に中華のフルコースよりも優しいお粥が刺さる、って当たり前のようで結構見落としがちじゃね?と。

 


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例えば同じパスタを茹でるのでも、美味しい料理を楽しみに来てる人にはアルデンテで、疲れた仕事終わりの人にはモルビド(柔らか仕上げ)で、みたいな事です。これはバンビ〜ノで似た話がありましたが。

 

細かいところで言えば塩加減一つとっても料理を出す相手の状況によって意図を持って変える、というのが=愛情なんだと思うんです。

 

だから料理は愛情、とよく言いますがこれは単純に気持ちを込めれば良い、というものではなく、沢山の愛情表現を学んだ上でベストを構築すべきなんだよ、という意味だと思ってます。

 

外出予定のある日はニンニクを外す、とか、暖かいものを出す時に器をお湯で暖めておく、とか簡単な事で良いと思いますが、思いつく限りの「どうしたら美味しいと言ってもらえるか」を盛り込む事が、美味い料理を作る上で大切だと考えます。

 

それに、家族に作る、というコンセプトで言えば味の好みの把握なんかも大事ですよね。

好きなものばかりを出すのも手ですが、苦手な食材を美味しく食べてもらえた時の喜びは大きいですし。たまに、「何これ!よくわからんけど凄い美味しい!」みたいな驚きがあっても良いでしょう。

 

逆に外食した時に「これは許せないなー」みたいなものを食べた時は、自分の皿で同じ事をやらないように心掛けたり。

 

食べてくれた人の「美味しい」を忘れないようにして、次はもっともっと美味しいものを作る、というのが料理の醍醐味ですから。

 

大層な言い回しになりましたが、ようは細かい事まで気を使うともっと美味しい料理作れるよ!って事です。

 

以上です!(本田圭佑風に)