👑海老と筍のリゾット〜バンビーノ風〜
手間 ☆☆☆★★
難しさ ☆☆☆☆☆
ご馳走度☆☆☆☆☆
殿堂入り
どうも、くまさんです。
一つ前の記事でブロードの取り方を特集しましたが、その野菜のブロードを使ったリゾットを作ろうと思います。
でも以前に申した通り、私のイタリアンの知識はほとんど「バンビ〜ノ!」からのものであり、残りはジョジョの奇妙な冒険のトニオ・トラサルディからの教えであり、かなり片寄ったメニューになります。
そんな「バンビ〜ノ!」の中で、主人公の伴省吾が学生時代に料理人を志すきっかけとなった「海老と筍のリゾット」を今回は想像しながら作ってみます!作中ではレシピが出ているわけではないので、再現というよりは「こうだったら美味しいかな?」という私見が大分入っておりますので悪しからず。
用意するもの(3人前)
・生米…1.5合
・玉ねぎ…1玉
・にんにく…2欠け
・筍の水煮…1本
・ベーコン…適宜
・海老…6尾(むき海老推奨)
・ドライトマト…2〜3個
・塩胡椒…適宜
・野菜のブロード…650ml
まずはにんにく、玉ねぎをみじん切りにしていきます。写真撮り忘れた…。
お次にドライトマトを千切り風にしていきます。
普通のトマトでも良いのですが、ドライトマトの方が強い甘みが出ます。旨味が凝縮されているのでオススメです。
ベーコン、マッシュルームも
ザクザク切っていきます。
筍も細かくみじん切りにしていきます。
海老もむき身にします。
ざっとこんな感じです。
海老はブラックタイガーが半額だったので混ぜましたが、むきエビの方が美味しいと思います。海老は白ワインに漬けて臭みを抜いてます。
実は私、過去にリゾットを何度も作った事があるのですが、実は一度も納得いくものが出来ておらず、今回もドキドキしながらやっております。
フライパンにオリーブオイルをひいて
中火で、ゆっくりとにんにくの香りをオリーブオイルに移していくイメージで炒めて下さい。
にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎも炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら
お米を投入!
この時点で塩胡椒する事をオススメします。
ちなみにネットだと生米をそのまま入れて炒めた方が良いと書かれてます。でも今回、くまさんは米を洗ってしまいました。ただ、その後水を切って乾かしましたが。どうなることやら。
ある程度炒めたら
ドライトマトとベーコンを投入。
このフライパンとは別に同時進行で、筍、マッシュルーム、海老は炒めておきます。
こんな風にマッシュルームや筍は別のフライパンで。
そして、お米が透明になったら、野菜のブロードを200ml程入れます。
ここから12分かけて、リゾットに仕立てていきます!さぁ、ここからが勝負です!
リゾットのこつは、ブロードの継ぎ足し方、これに尽きると思います。こまめに、米の様子を見ながら徐々に50mlずつ継ぎ足していきます。ヘラで米をかき分けて、そのラインが消えなくなったら足すイメージです。
水分がじゅうぶんにあると、かき分けたラインがすぐに消えてしまいますから。
米自体はあまり混ぜなくて良いです。
継ぎ足し途中に、別に炒めた海老も投入。
10分を過ぎたらブロードの継ぎ足しに注意です。
より少しずつ、足していきます。ビシャビシャにならないように、ケアしてください。
12分でこんな感じ。
味見をして、お米が「あー、スゲー固めに炊くとこれくらい?」って感じになれば成功です!
リゾットは洋風おじやではなく、米をアルデンテで食べるパスタ料理のようなもの、らしいですから。
塩味は最後にお好みで調整してください。
以上で出来上がり!
付け合わせはモッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ(ジョジョより)と、鮪のタリアータ、茄子のブッタネスカ風(バンビ〜ノより)で仕上げました。
鮪のタリアータはまた後日作り方を紹介します。
召し上がる直前に、パルメザンチーズと胡椒をお好みでかけてください。チーズは少なめで!
結論から言うと、めちゃめちゃ美味しかったです。
洋食でいうなら過去最高の出来かもしれない…。
野菜のブロードが利いていて、とても味わい深く、優しいながら包容力のあるリゾットになってます。
市販のブイヨンではこうはならなかったと思います。和食で自前の一番出汁と顆粒だし以上の差を感じました。
リゾットは作るのが難しいけど、是非作ってみてください。
その際、面倒でも野菜クズでブロードを作ってからトライしてみてください!
お店でもなかなか味わえないようなリゾットに出会えます。
当然、人間より美味しかったです。